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CATEGORY : 本(オタク)
木原音瀬「薔薇色の人生」
DATE : 2008-07-27-Sun Comment 0
薔薇色の人生 (B-BOY NOVELS)薔薇色の人生 (B-BOY NOVELS)
(2008/07/18)
木原 音瀬

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前科3犯でヤク中だったモモ(攻)が警察官のロンちゃん(受)に惚れて更生して、刑事になったロンちゃんに手柄を立ててもらおうとヤクザのスパイになろうとしてヘマしちゃって…という展開だったので、いつリンチや拷問描写がくるかびくびくしてしまった…。まあ実際そういう展開ではあったけどそんなでもなかった。この作家さんは容赦ないDV描写とかも平気でするので怖い。
端的にあらわすならクズの純愛でなかなかよかった。ちょっと泣けた。

モモはぶさいくな上に前科もあって学歴もなくて稼ぎもイマイチなんだけど、かわいげと愛がある。かわいげと愛しかないんだけど、なんかいーなーと思わされてしまうんだからすごいよなー。
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年下の彼氏 (キャラ文庫 ひ 2-7)年下の彼氏 (キャラ文庫 ひ 2-7)
(2008/05/23)
菱沢 九月

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タイトルそのままの内容で特にひねりもないのですが、よかった…。家族を早くに亡くして愛情に臆病な受(塾講師)と、そんなゆっくり優しく近づく年下の彼氏のお話。キャラ文庫としては異様にぶあつい本で、正直ここまで長い必要性がないというか冗長だなと感じる部分もあるにはあるのですが、私としてはかなり気に入りました。年下の攻が、いい感じなんだよなあ。距離の詰め方が上手いというか、年下として甘えたり、それでいて優しく甘やかしたり。エッチのねだり方とか、もうねw 胸がきゅんとしました。甘酸っぱいというか恥ずかしいというか!

年下らしく嫉妬して余裕のないところもちゃんとあって、実に良い年下攻ものでした。穂波さんの挿絵もすばらしい。受の穏やかで優しいところもとてもよく表現されていました。
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CATEGORY : 本(オタク)
スローリズム (杉原 理生)
DATE : 2008-04-20-Sun Comment 0
スローリズム (幻冬舎ルチル文庫 す 2-3)スローリズム (幻冬舎ルチル文庫 す 2-3)
(2008/03/17)
杉原 理生

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初めて読む作家さん。タイトルと、あらすじに惹かれて手にとってみたら超つぼだったー。中学からの付き合いの受と攻で、攻は昔から男が好きだということを仮眠具アウトしているが、受には「お前だけは好きにならない」と言ってある。二人は危ういバランスのまま社会人になっても良き友人として付き合いつづけているのだが…といった内容。

真性ホモの攻がとてもよかった。真性であるがゆえに、簡単に想いをつげるわけにも、付き合い始めてからも彼を引き込んでしまった負い目を感じてしまう。弱くて情けなく迷っていて度胸がない。でもそこがいい。
受はよくいる普通の男の人。鈍くて、細かいところに気づかず相手を傷つけたり。でもちゃんと自分から行動を起こして踏み込んでいる。そういう点で男らしい受で、好印象でした。

じわじわ進むゆっくりとした恋愛。「コイツ俺のこと好きなのかな?」とうすうすわかっていながら、そっけないフリをしたり。成就してからもちょっとしたことですれ違ったり。私の好きな恋愛の部分がギュっと詰まった本でした。
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黒衣の公爵 (もえぎ文庫)黒衣の公爵 (もえぎ文庫)
(2006/03)
剛 しいら

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学研からもBLが…というわけで読んでみました。剛さんは現代ものよりこういうコスチュームもののほうが読みやすくてよいなあ。なかなか楽しめました。SFなのですが、舞台設定が結構面白かった。悲運の健気受の美貌の麗人がかわいそうすぎるのと、王様な攻の一人称が自分の名前なところが微妙でした。伊代はまだ16歳じゃあるまいしー。
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CATEGORY : 本(小説)
加納朋子「ぐるぐる猿と歌う鳥」(ミステリーランド)
DATE : 2007-12-25-Tue Comment 0
ぐるぐる猿と歌う鳥 (ミステリーランド)ぐるぐる猿と歌う鳥 (ミステリーランド)
(2007/07/26)
加納 朋子

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社宅を舞台にした、子供達の冒険の話。屋根瓦に書かれたぐるぐる猿の絵は向きによって姿を変える。子供の抱える光と影と本当のこと…。
北九州を舞台にした子供達がとてもかわいい。主人公は本当にやんちゃで暴れん坊で読んでいるだけでヒヤヒヤする(笑) 友達との仲たがい、幼児の頃の誘拐騒ぎ、その時別れたきりの大事な友達。かわいい話なのに、かなり重くて、読み終えたあとに色々と考えさせられます。素直になれないミモリ、戸籍のないパックのこと、大人の男の人がこわいココちゃん、女の子を欲しがった家に生まれた5兄弟…。子供の世界にもいろいろある。しんみりしつつも、未来を感じさせるいいお話でした。
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CATEGORY : 本(オタク)
BL★ひちわゆか「チョコレートのように」(幻冬舎ルチル文庫)
DATE : 2007-11-18-Sun Comment 0

何年か前の絶版本の文庫化したもの。私は前作も出た時に買ってましたが、文庫で書下ろしがつくというので買いました。表紙も書き下ろしだなんて思わなかったよ! 嬉しい悲鳴です。この本、挿絵の金ひかるさんの魅力がとてもよくでている本だと思うんですが、表紙の受が頬染めちゃってマー。かわいらしいこと。ほほほ。カラフルなチョコレートの粒がもうちょっとでかくても可愛かったかなあ。ルチル文庫って細部が可愛くて大好き。ハデじゃないところがいいんだよなー。

内容は王道も王道。親友の裏切り、傲慢な謎の男、エッチの練習、それから真実…。マイフェアレディ系? でもこのベタベタ加減が本当にひちわさんはお上手で、すいすい読めて胸キュンなんだよなー。エッチもエロいし。

6年前の作品だけど、古さをまったく感じさせない、相変わらずステキな本でした。書き下ろしもかわいかったー。
Amazonでは表紙画像がでていなかったので、早く手配してAmazon!ww

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彩雲国物語隣の百合は白 (角川ビーンズ文庫 46-15) 彩雲国物語隣の百合は白 (角川ビーンズ文庫 46-15)
雪乃 紗衣 (2007/11/01)
角川書店

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オタクカテゴリに入れちゃっていいのかな…。ビーンズ文庫で唯一継続して読み続けている。マル魔とかはなんとなく止めちゃったんだけど。どこがいいのか…よくあるヒロインがハーレム小説ではあるんだけど、それだけでもないところが好きなのかなあ。中途半端に超常現象ぽいのが入ってたり、よくわからん複線や設定がありまくったりするところが中2向けぽくてあんまり好きではないのだが、そういう好きじゃない部分があってもなんとなく読ませてしまうというのが魅力の証左か。

これは外伝なんですが、…なんか好きでしたw 本編と違って、軽いテイストだし笑いどころもあってラブいからかなw
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CATEGORY : 本(小説)
加納朋子「駒子シリーズ」 (創元推理文庫)
DATE : 2007-11-15-Thu Comment 0
ななつのこ (創元推理文庫) ななつのこ (創元推理文庫)
加納 朋子 (1999/08)
東京創元社

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駒子シリーズの読み返し。北村薫系の日常ほのぼのミステリ。ピュアでキラキラした感じが、この年になるとなんだか気恥ずかしく感じる。でも昔読んだ時の若さを思い出してしまい、なんともいえない気持ちになってしまった。文通で知り合う読者の駒子と作家さんのお話。

スペース (創元クライム・クラブ) スペース (創元クライム・クラブ)
加納 朋子 (2004/05/31)
東京創元社

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駒子シリーズの3作目。これで終了…なのかな。瀬尾さんと駒子の間の淡い恋が着実に進んでいて、ギャー!という気持ちになった。キラキラ純粋すぎて気恥ずかしいぃぃぃー。駒子と瀬尾の話、それからもう一組のカップル。ラブにあふれた一冊となっていまして、なんだかすっかり当てられてしまいました。まっとうな少女漫画を読んだような読後感…(笑)

ななつのこものがたり ななつのこものがたり
加納 朋子 (2005/09/30)
東京創元社

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そんで最後にこの絵本にたどり着く、と。もーねww 少女漫画すぎますねww 安直で王道で、でもそこがいいんだろうなー。
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CATEGORY : 本(小説)
加納朋子「モノレールねこ 」(文藝春秋)
DATE : 2007-11-01-Thu Comment 0
モノレールねこ モノレールねこ
加納 朋子 (2006/11)
文藝春秋

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加納さんといえば日常の謎ものだけど、これはミステリではなく「家族」をメインテーマにした心温まる短編集でした。連作ではないです。どれも良い作品ばかりで、ほんのり暖かい気持ちになったり、ちょっとうるっときたり。すごく良い本だったなあ!

私が一番好きだったのは「バルタン最期の日」かな。家族を見守るバルタンの視線が優しい。次点は「ポトスの樹」。ロクデナシの父親を持って最悪だと思っている息子の話なんだけど、その父親のロクデナシっぷりや、息子の恋人のほんわりとした天然の優しさに癒される。おすすめです。
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CATEGORY : 本(小説)
宇江佐 真理「あやめ横丁の人々」 (講談社文庫)
DATE : 2007-10-29-Mon Comment 0
あやめ横丁の人々 (講談社文庫) あやめ横丁の人々 (講談社文庫)
宇江佐 真理 (2006/03/15)
講談社

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旗本の末っ子紀藤慎之介は、婿養子の縁談も決まりつつがなく迎えた祝言当日に花嫁をその恋人に連れ去られてしまう。逆上のあまり花嫁の恋人を斬り捨て、花嫁も恋人の後を追い自ら命を絶ち、そのせいで相手の家は跡継ぎがいなくなりお取りつぶしになってしまった。勤め先を失った家臣の面々は逆恨みして、次々に慎之介の命を狙い始める。慎之介は「あやめ横丁」に町人としてかくまわれることになるが、あやめ横丁には秘密があった…。

あやめ横丁のあやめ、は人を殺めるの"あやめ"で、そこに集まる人たちはみな悲しい過去を持つものばかりだった。もちろんそれなりの理由があってのことで、だからこそ刑罰を受けずにあやめ横丁暮らしになっているわけなんだけど、皆悲しい過去を持っている。その過去がひとつひとつ明らかになっていくのが色々と切ない。あと、ヒロインの伊呂波がおきゃんでかわいい。宇江佐さんの描く時代物の女性はみんな気が強くておきゃんでかわいいんだよなあ。伊呂波もかわいかったし、最終章で出てくる薙刀の達人の女性もキュートだった。なかなか面白かったです。
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